「経験資本」が企業競争力を左右する 人的資本経営コンソーシアム総会に参加して見えた変化

目次

1 総会で感じた熱気と期待
2 人的資本経営は次のフェーズへ
3 経験資本が価値になる未来


1 総会で感じた熱気と期待

「人的資本経営コンソーシアム」(※1)の総会に参加してきました。
経済産業大臣のご挨拶に始まり、
伊藤邦雄会長によるパネルディスカッションなど、
官民でこのテーマを推進する熱量を感じる時間となりました。

名だたる大企業のCHRO(最高人事責任者)の方々に混じり、
弊社のようなベンチャーもこのコンソーシアムの末席に
加えていただいております。
皆様の視座の高さ、見識の深さに圧倒されつつも、
現場で推進される皆様の話は大変勉強になりました。

※1「人的資本経営コンソーシアム」:
日本企業における人的資本経営を実践と開示の両面から促進することを目的として2022年8月に設立

2 人的資本経営は次のフェーズへ

人的資本経営が「開示」から、
自社の現状を踏まえた「企業価値向上の実現」へと
シフトする流れの中で企業は教科書的なスキルではなく、
質の高い経験を渇望する様子もうかがえました。

3 経験資本が価値になる未来

定型業務やデータ処理がAIに代替されていく時代。
人間が最後に発揮できる価値とは何か。
これまでのキャリアで蓄積し、
血肉としてきた「経験」だと私たちは考えております。

机上の空論ではなく、現場で打席に立ち続け、
失敗も成功も噛み締めてきたデータ。
その経験を翻訳できる再現性。

まさに「経験資本(Experience Capital)」ですね。

机上の空論ではなく、現場で打席に立った経験
そして、その経験を他社でも再現できる能力
これらは今後、ますます価値が上がると考えています。

私たちはプロ人材機構としても
貢献できることがますます増えてくると
感じる時間になりました。


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